No.244 Shakespeare Sigma 050 ¥13,000

フットNo.なし 製造年?
自重 400グラム 糸巻量 15lb 130M
外観 8.5/10 機関 9/10
1970年代終わり頃のものと思われるシェークスピアのスピニングリール、シグマ050です。この頃にはまだ、日本メーカーの販売しているルアー釣り用品はごくわずかなものでした。日本ではそれまでルアー釣りがほとんど普及していなかったので、当然釣具店の店頭で見かけるタックルの主流は欧米のものばかりだったのです。実際にはこの頃すでに日本メーカーもルアータックルの製造を手がけており、しかも1950年代以来海外ではかなりの実績を積み上げて来ていました。しかしこれらのタックルは日本国内では販売されることはなく、もっぱら輸出専用として取り扱われていたのです。例えばルー・チルドレの竿をスピードスティックブランドで製造していたダイコー(往時の大丸興業)やシェークスピアの下請けをやっていた大森製作所がその良い例です。そしてこのリールはその大森製作所がシェークスピアブランドで生産していた頃のOEMで、マイコンシリーズと中身は全く同じです。この後大森製作所はプラスティックボディで市場シェア拡大を図った挙句に経営破たんしてしまうのですが、このモデルはメタルを使用した同社の代表的モデルとしては最後のものかもしれません。スプールこそ往時の捻じ込み式ですが、ロテーティングヘッドにはボールベアリングが内蔵されているので、ハンドルの回転も滑らかです。リールフット先端やハンドルシャフト等に少しキズがあるものの、総じてきれいな状態です。付属品として、スペアスプールとリールケースが付いてきます。