No.245  Ambassaduer Ultra Mag T  価格 ¥20,000

フットNo.840500  製造 1984年5月
自重 260グラム  糸巻量 12lb 110M
外観 8.5/10  機関 9/10

アブ初めての丸型ではないリールが発売されたのは1982年のことですが、翌年には更にマグネティックブレーキが採用され、アブ社の伝統的なリールデザインからの脱却に、多くの釣り人が驚かされることになります。その一つがこのUltra Mag シリーズであり、様々な一連のモデルが登場しました。このウルトラマグ・ワンはちょっと変ったモデルで、スプール交換のためのサムノブを装備していません。同じモデルの高級機種・ウルトラマグ・プラスがファーストキャスト・サムバーを装備し、なおかつスプールがすばやく取り出せるカセット式機構を搭載していたのと対照的です。このモデルは本来のマグネチックブレーキに絞り込んだ機能を搭載したもので、遠心ブレーキブロック交換のためにブレーキプレートを取り外す必要がないというアブ社の主張が盛り込まれたものです。その癖、ウルトラマグ・プラス同様のフローティングレベルワインダー機構を搭載しています。年代からすると最早アブ・ガルシアの期間なのですが、右プレートにはBuilt by ABU Swedenの文字が見て取れるのも、興味深い点です。アブ・ガルシアの中では両者の区別がそれほどハッキリとしたものではなかったことを伺わせるものだからです。このリールはサイドプレート上に若干の擦りキズがあるものの、総じてきれいな状態です。もちろん機関も良好で、スプールやハンドルの回転等、各部の動作はスムーズです。付属品は残念ながら何も付いていません。

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