No.13 Swedish Military Alchol Cooker 価格 ¥7,000
製造:1988年 燃料:アルコール タンク容量:約100cc 燃焼時間:0.7時間
重量:約170g(ストーブ本体) 930g(付属品含む) サイズ:9cmΦ×5cm(ストーブ本体) 19cm×12.5cm×16cm
スエーデン軍採用のアルコールクッカーである。かの地ではタイガの広がる広大な森林地帯が多く、そんな場所では焚き火を使った炊事が荷物を減らす意味でも便利である。したがってオプチマスの8Rや10、111Bを軍の正式ストーブとして採用する一方で、トランギヤのそれのような原始的なアルコールストーブ&クッカーもそれなりに存在意義がある訳である。ストーブそれ自体はなんということのないデザインだが、秀逸なのは焚き火での使用を想定してデザインされた飯盒である。吊り下げて使用するためのフックはもちろん、傾ける際に便利なように取っ手にはもう一つ刻み目が付けられている。無骨な作りだが、飯盒本体は分厚いアルミでシッカリ作られていて、渓流釣りなどで使用するには最適だと思う。個人的には以前はホットンのホーボーセットを渓流釣りで長く愛用して来たのだが、この飯盒の存在を知ってからは、他のものが使えなくなってしまった。マルキルの飯盒以来のヒット作である。イギリス製のホーボーセットはサイズやスペース的に無駄が多いし、焚き火で使い込むとやっぱり底が抜けてしまうのだ。日本製の飯盒はもっと悲惨で、アルミの表面処理技術は優れているのだが、厚みがなさ過ぎて長期の使用には全く適さない。この点、海外の製品は表面処理加工技術のなさを素材の厚みで補っているので、かえって利用価値は高いのである。このクッカーは未使用品なのできれいだが、塗装表面には輸送中に付いたキズが結構ある。コレクションに仕舞っておくよりは、源流志向の渓流釣り師やロッククライマーなどにガンガン使用して頂いて、その良さを実感して頂きたい一品である。